こんにちは。Eikoです。
東京では昨日「春一番」が吹き、暖かい春にまた一つ近づきましたね🌸
漢方では3月を寒い「陰」から、暖かい「陽」へと移行する大きな変わり目と考えます。
からだに良いものも悪いものも全て溜め込む季節から、解毒と代謝をする季節に変わる時期です。
この解毒と代謝の働きをするのが「肝(肝臓)」です。
春は生物が顔を出し、植物も芽を出し始めるなど、生命エネルギーが急に活発に動き出します。
人間も例外ではなく、肝臓が活発に動き始め、負担がかかります。
負担がかかることで「肝」の特徴として「怒」が出やすくなります。
この時期はちょっとしたことでイライラしたり、心を抑制できない、、、といったこともこの冬から春の変わり目なんです。
私も、先週まさにこの心の抑制が難しくなり。。。
季節の変わり目の影響をしっかり身を持って体験しました(笑)
ということで今日は、心の変動を乗り越えられるよう、「肝」をサポートする食材をご紹介します!!
肝臓にはタンパク質を代謝する機能がありますが、肝臓自体の栄養となるものもまた、タンパク質なんです。
このタンパク質は最低でも1日に50~60g程度を食事からとらなければなりません。
またここで重要なのが「アミノ酸」のバランスです。アミノ酸は何種類もあり、その中の9種類が体内で合成することのできない「必須アミノ酸」です。
1種類のアミノ酸をとるのではなく、必須アミノ酸をバランス良く取ることが大切です!!
バランスの良いタンパク質
・鶏肉
・牛肉
・豚肉
・マトン
・レバー
・卵
・しじみ
・イワシ
・アジ
・鮭
・イカ
・エビ
・カニ
・タコ
などの動物性のものに多く含まれるので、食べられる食材をしっかりとるようにしてください!!
特に心が疲れている、、、と感じたときにはいつもより「肝」の栄養が不足しているんだな、、、
と思ってください。
そして、タンパク質量を1日100gを目標にとってみてください。
目安は赤身の豚肉か牛肉を1日200gでタンパク質を約40g、卵3個でタンパク質を約20gとることができます。
季節の変わり目のイライラは「必須アミノ酸」で肝臓をサポートして心を強くしましょう!!
ではまた明日から1週間、無理しすぎずに頑張りましょう(^o^)/