こんにちは。Eikoです。
昨日は沖縄に越してから初めて土鍋を出して、温かい鍋を食べながら冬の到来を感じていました。
今日は「気」の役割と身体に与える影響について書きたいと思います。
「気」は人が生きていくために必要なエネルギーの一つで、体の中を隅々まで絶えず動いて「血」や「水」を巡らせたり、細胞の生まれ変わりを助け、体を温めて体温を維持したりしています。
また、内臓の位置をキープしたり、肌を持ち上げたり、過剰な排出や出血を防ぎ、内臓や体液(血、汗、大便、小便、唾液、)をあるべき場所にしっかり保持して、
「垂れないように、漏れないように」することも「気」の大切な役目なんです。
こうした作用を「固摂作用(こせつさよう)」と呼びます。
例えば、疲れが溜まった時に口角が下がり、老け顔になったり、年齢とともにお尻の形が変わる、胃下垂など内臓が下垂する、慢性の下痢などは、この固摂作用の不足による影響を受けている可能性があります。
内臓や皮膚、体液が重力に逆らえずに下垂していて、余分な体液の停滞などがあると更にたるみやすくなります。
こうしたたるみによる老け顔は、「気」をしっかり補って「固摂作用」を十分に機能させることで、改善が可能と言われています。
「気」を補う作用のある食べ物は、シイタケや鶏肉、カボチャ、エビ、山芋などです。
食事から十分な栄養を摂り、睡眠もしっかりとって疲労回復し、軽い運動などで栄養を行きわたらせることも大切です!!
今週も1週間、身体を冷やさないように温かい飲み物や食べ物で「気」満たし、口角をしっかり持ち上げて「老け顔」にサヨナラしましょう!!