腹式呼吸を行った方が良い理由~その1~

おはようございます。山手です。
日頃より、ご愛顧いただき誠にありがとうございます。

本日は、タイトル通り、腹式呼吸について、
「腹式呼吸(丹田呼吸)」武道やヨガをやっている方なら、必ずやったことがある呼吸法ですが、この呼吸法をすることで、いつも頭に意識がある状態で気(エネルギー)を頭に集めてしまい、鬱や胃や心臓などの疾患を起こすと考えられています。なぜ、胃や心臓が傷むのか?それは、一言では説明できないので、またの機会に説明します。「ストレス性の疾患」が多いのもこのことが原因であることが多いです。

中国の道教に携わってきた方々は、頭に意識が集まると色々な病気に起こりやすい、そして逆に意識を丹田に集めることによって、気を充実させ、身体を健康に出来ることを体験を積み重ねることによって知っていたのだと言われています。これと同じようにインドのヨガの呼吸法も下腹部に集中するようになっています。先人の知恵とはやはり素晴らしいと思います。

西洋医学的見解からも腹式呼吸がなぜ健康にいいのか?を説明することが出来ます。
人間の身体にはいくつかの神経叢があります。(神経叢=脳からの命令を必要な場所に確実に届ける中継点のような大事な場所)横隔膜の下あたり(お臍から少し上の右奥あたり)に太陽神経叢という場所があります。その神経叢からは、腹部にある全ての臓器に神経が伸び、それぞれの臓器のコントロールされています。これほど大切な場所なので、別名は腹脳とも呼ばれています。このことから、最近の腸もみのブームも理解できると思います。お店に行かなくてもご自身で行うケアが腹式呼吸なのです!簡単で素晴らしいケアの方法です!!

とはいえ、腹式呼吸もどきは出来てもなかなか本当にお腹の中が動かせるようになるまでには時間がかかります。まず第一に,意識がご自身の身体に向くことが難しい、第二に、日々のストレスや緊張のせいで背中もお腹も固く横隔膜が下に下がりずらく呼吸が深く入っていかない、、などが考えられます。細かく言えば、姿勢など骨格的なこともありますが大まかにはこんな感じです。

~その2~に続く。。。

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