お彼岸の中日

今日は、秋分の日。

この秋分の日、お墓参りに行く方も多いと思います。
私も今日はキャンセルが重なり、1日空いたため、「そうだよね、お墓参りに行きなさい!」ってことだよね。。。と思い、有難く急遽お休みにして、主人の方のお墓参りに行って参ります!

日本には、古くから言い伝えや風習がありますが、それをちゃんと伝えられる方が少なくなってきました。このお彼岸も同じで、年に2回あるお彼岸の意味を知らない方も多いようです。

このお彼岸は、春と秋の春分の日と秋分の日を前後に1週間とされ、この1週間は仏壇をキレイにしたり(いつもキレイにするとは思いますが)お墓参りに行ったりして、ご先祖様を敬う日となっています。そして、中日である春分の日と秋分の日のは、もっとも亡くなった方の世界と近い日と考えられているのです。

お彼岸のお供え物は、春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」を供えることが多く、ぼたもちとおはぎは同じものですが、季節によって呼び名が変わります。ぼたもちは、春に咲く牡丹の花にちなんで、おはぎは秋に咲く萩の花にちなんで名付けられました。 日本では、小豆の赤い色はめでたい色と考えられていました。秋は小豆の収穫時期であり、小豆の皮も柔らかいため粒あんでおはぎを作ります。春まで保存していたあずきは皮が固くなるため、こしあんにしてぼたもちを作ります。

お供え物は、お供えした後に美味しくいただきます。h
古くから、神様に供えるものを自分たちも食べて神仏の力を体内に取り込む、と元気になると考えられています。

こういった大切なことを、後世にしっかりと語り継ぎ、本当に大切なことは何なのか。。。
見失わないようにしていただきたい。。。

多くの方の施術を通して、今の時代特有の「ものにありふれて、感謝の心を忘れている」からゆえに心の風邪をひいてしまう。

このことが、私は何とも心が痛く、「どうして親御さんはこういった大切なことを教えてあげなかったのだろうか、、、目に見える成績や学歴、見栄や外聞ばかりを気にし、自分の固定概念に囚われ、どんどん荒んだ世の中になってきていること」

ものの本質を見抜く力を養うためには、道徳、倫理のような普遍的なものを理解する必要があると思います。

これは、何もスピリチュアルなことではなく、自然科学だから。。。

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