昨日は、当店としては珍しく定休日をいただきました。
当店では、今年からスタッフの誕生日は「みんな」で「1つのことを一緒に」をテーマに限られた時間の中で、誕生日を迎えるスタッフの「やりたいこと」「興味があること」をヒントにプランを私がたてて当日はエスコートをさせていただいています。
昨日は、気が上に上がりやすいことが悩みのスタッフにとって必要なこと、陰陽の関係を教えるのにとても役に立つ「登山」を計画しました。
とは言え、スタッフみんなの年齢の差や経験値の違いなどを考慮して高尾山の1番登りやすいコースを選びました。
ヨガの講師は、登山も体力も自信がありグングン進んでいきます！
ベテランスタッフは、初めての登山と年齢や体力も自信がなく、不安そうに一歩一歩進んでいきます。誕生日を迎えたスタッフは、景色や四季折々の樹々に興味津々！私は、皆の水や救急箱やオヤツなどが入った5キロ以上のリュックを背負い、一歩一歩大地を踏みしめ今日という日を迎えられた感謝を天に申し伝えたりしながらも息は上がります(笑)
高尾山は1000年以上もの間多くの方々の想いで大切にされている山です。歩く度に多くの方々のご尽力があることを感じます。そして、高尾山薬王院は医療関係の方々が多くご祈祷しますが、真言宗智山派の大本山で(開祖は行基)修験道の霊場として機能してきました。室町時代に修験道の神様(山岳信仰の神)飯綱権現(いずなごんげん)を本尊にして今に至ります。権現の姿が烏山の闘将を表していて戦いの神とも言われていて、上杉謙信の兜にも模されています。
神仏冥合の象徴で、不動明王にも愛染明王にも似ていますが、天狗は超人的能力の象徴なので、行者はそれを求めたのかもしれません…。お寺なのにしめ縄があったり、神社とお寺が融合している信仰の形に囚われていない、おおらかな高尾山。多様性を認め世の中を平にするには、今1番私たちに必要なところなのではないでしょうか？という話をスタッフには情報提供をして、実際に目で見ながら、皆で薬王院に本日こうして縁をいただいたことに感謝し、この先も社会に人々に貢献することを決意表明して、下山しました。
下山をすると雨の降りが強くなりましたが、怪我をする事もなく、良い定休日をいただきました。お客様にはご不便をおかけいたしました。本日からまた年末までフルパワーで施術をさせていただきます！
コメント