生理痛、薬では根本的な改善にはならない

日頃より当店をご愛顧賜り誠にありがとうございます。

今日は、生理痛について少し書いていこうと思います。

生理痛には下腹部の痛み以外にも、乳房の張痛、吐き気、腰痛、頭痛など、時には意識を失うこともあるといいます。

東洋医学的に生理痛は4つに大別できます。

1、寒凝血お(かんぎょうけつお)
寒風にあったり、雨に濡れたり、冷たい水を浴びたり、冷たいものを食べたりすることなどが大きな原因と考えられます。
下腹部の真ん中、両側の下腹部の痛みなどを生理前や生理中に感じることが多く、局所を温めることで痛みが和らぎます。

2、肝気鬱結(かんきうつけつ)
精神的ストレスが多く、イライラしたり、くよくよしたりすることによって発症されます。

イライラカッカするタイプ
生理中に綿々と腹痛が続き、生理後も痛みが続きます。
このタイプは本来血分の不足がある体質です。

くよくよするタイプ
生理前、生理中に両側下腹部の痛みがあります。

3、気血虚弱
元来、消化器の働きが丈夫でないか、病気で長患いした後、出産時などの出血の多かった場合など様々な原因が考えられます。生理中、生理後の面々とした痛みがあります。

4、肝腎不足
下腹正中部の脱力を伴った痛み、或いは冷えを伴った痛みが生理中、生理後にあります。

4つに大別できますが、どの場合も気血の巡りの改善を行うこと、すなわち正しい位置に骨があることは大切なことで、その骨の中でも股関節部分、太ももの骨と骨盤、ここを軸として上下のバランスが整っている状態が理想です。
その上で、気血が滞りやすい末梢や腹部などの改善が必要です。

女性にとって、生理痛は大きな目安、身体からのSOSです。

自分の身体を知ることは、物事を客観的に見ることの練習になります。
そのために、施術をしてもらうことも気持ちが良くていいのですが、自分自身で良く知って、受け入れ、改善することも大切です。

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お時間が合う方、ぜひお試しくださいませ!
自分の身体を動かしながら健康になる方法もとっても気持ちがいいものです。

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